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屋根屋家業の屋根裏部屋、おかげさまで16年続けてます。

屋根屋の屋根屋 長尺(仮)が綴る日記です。

111011 高率的なこれらのシステムを、どのように魅力的な建築デザインにインストールして、新たな技術や素材を活用した次世代の空間つくりのあり

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太陽電池を屋根に実装する技術は、主に2種類ある。
あらかじめ施工された屋根の上に架台を組んで太陽電池を固定する「架台式工法」と、屋根材一体型太陽電池モジュールによる「一体型工法」である。

 前者は、様々な設置条件に対応でき、大面積の施工にも有利だが、屋根・防水工事が別途必要であり、部材数の多さ・施工難易度・材工コスト・耐風圧性能に難がある。
 
後者は意匠的な一体感が魅力だが、建築デザインの制約は大きく、屋根材としてのマウンターを含めた面積あたりの材工コストも高い。また、モジュール一個の面積が小さいために、施工に時間がかかる。
数千棟におよぶ太陽光発電システム屋根の施工経験から、よりスピーディーで効率的な施工技術の必要性を感じていた。

弊社独自のワンタッチ嵌合式金属屋根材を、太陽電池モジュールの設置基盤とすることで、上記の在来工法よりも、はるかにシンプルかつ経済的に施工できる嵌合式ソーラー屋根工法を開発した

 金属の曲げ剛性を利用した嵌合式ハゼ組構造により、長尺屋根材と太陽電池を嵌め込んで実装するだけで、屋根としての十分な防水性・構造安全性を備えた太陽光発電システムが完成する。

 同工法にとって無駄な部材や工程を徹底的に省くとともに(煩雑な固定金具、太陽電池のアルミフレーム、嵌合式屋根材に常用される吊子とハゼ締め工程、防水処理など)、基盤屋根材に設けられた空気断熱層で太陽電池モジュールの発電効率低下を軽減。面積あたりのコストパフォーマンスを最適化する。

これら二つの工法は、太陽光線によって電池面が暖められて裏面は60度C近い高温になり、単結晶・多結晶などの電池の一番よいとされる発電効率温度25度Cをはるかに超え、発電低下を余儀なくされているが、屋根材にて構築するハゼによって30mmの空気層を作り、裏面の高温化を防ぐ役割を果たすこともできる。

裏面に発生する熱気を、冬季は室内に取り入れて暖に使用し、夏季は空気の流れを利用した日陰効果を作り出す、呼吸する屋根システムにも利用できる。
さらに、発電池の技術改良が進化するにしたがって、金属屋根材にこの発電池をラミネート、屋根前面に電池を展開することで、ソーラー建築としての一体感、環境負荷の軽減(生産時CO2排出量削減・EPT短縮)軽量化による建築コスト全体の制御、同一定格では年間発電量が上回るなどのメリットが生まれる。
嵌合式タテハゼ工法は、スナップフィットして葺きあげ、瞬く間にソーラー屋根が出来上がる、屋根材・太陽光発電池・吊子一体型勘合ハゼ工法、極限までシンプルなPVルーフィングを可能にした。

無尽蔵に作り出す太陽光線のいいとこ取りで、地球環境保全を太陽光発電システムの加速的な普及拡大にて貢献できる技術と自負している。

高率的なこれらのシステムを、どのように魅力的な建築デザインにインストールして、新たな技術や素材を活用した次世代の空間つくりのあり方に取り組み、環境負荷の低減に貢献したい。


エピローグ開発ストーリー

EROOF プロジェクト営業部
ルーフコーディネーター
藤田 秀雄




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テーマ:みんなに紹介したいこと - ジャンル:ブログ

  1. 2011/10/11(火) 06:40:18|
  2. 工法・構法  こんな事してつくるのか??
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

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