昨日、建築家と会食をもちながら、新しい案件が二つあり、その相談を受けた。
お話を伺うと、屋根施工業者としては考えることができない、とんでもない発想にもとづいた、大屋根を建物全体のイメージのメインにした建物である。
「屋根ではない?屋根??」を目指す発想である。
建物全体が何かに覆われて、その地域環境に溶け合ったようなデザインである。二つの建物の用途・建設場所などまったく違った案件で、形状・材質・工法、全て違う。
この二つの案件を同時進行させながら、頭の中で整理して設計業務を遂行している。
建築家が材料と工法の開発に主体的にかかわる方向に進んでいる。
通常のメーカーやゼネコンが新工法を開発するのではなく、メーカーと協力してフィールドを掘り下げて製品を創り上げようとしていただける。
誠にありがたいことである。
金属屋根成型メーカーとして、建築家から提案されたアイディアを製品化そして責任施工にて、屋根の機能を兼ねそろえた、建築家に満足いただける、ランドマーク上に残る建物創りを協力したい。
建築家の頭の中はどうなっているのだろうかと思いながらの会食であった。
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