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屋根屋家業の屋根裏部屋、おかげさまで16年続けてます。

屋根屋の屋根屋 長尺(仮)が綴る日記です。

090419 かやぶき屋根改修の思い出話

茨城県に近い埼玉県との県境へ最近足を伸ばした、かやぶき屋根が目に付いて社中にて、茅葺き屋根の改修工事を手がけた話題にすすんだ。

初めて古い茅葺き屋根に登った瞬間、足がズッボと膝あたりまで茅の中へ入りこんでしまい、とても驚きました。 そして、生暖かい感触が伝わってきました。
なるほど、これが自然素材を利用した断熱効果のある屋根材だなーと思いました。
科学の進んだ時代になり、石油製品によって断熱材に加工することが可能になりました。しかし、 茅葺きに匹敵する製品はないのではないでしょうか。 「夏場は茅の厚みによる断熱効果、冬場は家の中の熱気を屋根裏に蓄える蓄熱効果」があると施主に説明を受けました。

屋根裏の梁や竹などで組んだ小屋組みは、数十年の歴史を感じさせるように、ススによって黒々として鈍い光沢を放っていました。


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金属板葺きにて改修する下地を作る場合は、丸棒を錨状のモノに加工して茅の中へ打ち込んだり、番線を小屋組みまで突き刺して縛り付けるなど色々な工法があります。
最近は茅葺き改修の仕事はありませんが「 明治時代の貴重な建造物が、姿を消さないよう保存させることができれば」と思い営業展開をしていた時期の思い出話。


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  1. 2009/04/19(日) 06:46:45|
  2. その時・・・・・感じた事
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