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屋根屋家業の屋根裏部屋、おかげさまで16年続けてます。

屋根屋の屋根屋 長尺(仮)が綴る日記です。

100906 「武者返し」と呼ばれる形状の石垣を多用した熊本城

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地方出張に出かける機会が多く、色々な建物を見学することができて幸せである。
日本三名城の一つとされ熊本城、茶臼山丘陵一帯に築かれた平山城、熊本市植木町の中心から南に伸びる舌状台地の尖端。
現在の熊本市本丸、二の丸、宮内、古城、古京町、千葉城町に当たる。
「清正流(せいしょうりゅう)」と呼ばれる石垣の上に御殿、大小天守、五階櫓などが詰め込んだように建てられ、一大名の城としては「日本一」。


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清正は特に石垣造りを得意とし、熊本城では、始め緩やかな勾配のものが上部に行くにしたがって垂直に近くなる「武者返し」と呼ばれる形状の石垣を多用している。
熊本城で使用されている武者返しは慶長の役の際に朝鮮に築かれ、難攻不落と呼ばれた蔚山倭城(うるさんわじょう)に使用した築城技術を元にしたものである。
上益城郡山都町(旧・矢部町)にある通潤橋は、江戸時代末期にこの熊本城の武者返しの石垣をモデルに架けられた。江戸幕府の仮想敵であった薩摩藩に対する備えとして建造されているため、南側が非常に堅固(その分北側がかなり手薄)な構造になっている。この構造が西南戦争で薩摩軍の包囲戦をしのぐことができた要因の一つとなっている。

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テーマ:みんなに紹介したいこと - ジャンル:ブログ

  1. 2010/09/06(月) 07:51:46|
  2. 見て、手ふれて、我で、留まって、記す
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